お金とのつきあい方

 「自分にはどれが合うの?」を読んでくださってありがとうございます。もし読んでいる中でわからないこと、少し話を聞いてみたいなあと思ったことがあったら、いつでも中村共同事務所までご連絡くささいね。


 債務整理の方法に、自分に合った債務整理。借金を整理することで、先が少し開けてきます。でも、忘れないで頂きたいことがひとつあります。それは、お金と上手につきあって欲しい、ということです。債務整理でせっかく返済の目途がついた債務。ですが、以前と同じように生活していけば、いつかはまた多重債務に陥らないとも限りません。多重債務に陥らないために必要なのは、お金の使い方を知ること、自分の責任の取れる範囲を知ると言うことです。

 多重債務を解決するために債務整理をすると、全ての方法のデメリットとして「クレジットカードが暫く作れない」というものがありました。便宜上、デメリットとして記載しましたが、実はチャンスではないかなあと、わたしは思ってます。お金の基本は、現金で支払うこと・・・すなわち、ある分しか使わない、ということです。クレジットカードの引き落としは会社によって違いますが、締め日から大体1ヶ月から1ヶ月半後。実際のお金の動きが見えないことや、後払だから・・・と後々の自分を過信しすぎることなど、お金を使った実感が沸きづらいのが難点です。ですが、幸か不幸は、債務整理をした後、何年間かはクレジットカードが作れません。この期間は、手元にある分だけ使う生活の練習期間だと思ってみるのはどうでしょうか。 返済が終わる頃、返済に充てていた分を貯金に回せるように。 マイナスの生活から、返済期間中はゼロに戻す生活、返済が終わったら、今度はプラスに持っていく生活。そんな風にスライドしていけたら、わたしたちも債務整理を一緒に頑張った甲斐があったなあ!と嬉しく思います。

 次のページに、ちょっとしたコツをまとめてみました。ご自分ができるものから、ちょっとずつ実践してみてください。債務の返済が終わる頃、必ずお金との接し方が変わってくると思いますよ。

 
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