お金のちょっとした「コツ」

先取り貯金(返済)
お給料をいただいたらまずすること。手取額を確認して、増えたな〜、減ったな〜。今月頑張ったな〜・・と感慨にふける・・の前に!まずは、貯金分、もしくは返済分を無かったことにする。さくっと貯金用の口座に移しちゃうか、返済を済ませちゃいましょう。最初から無かったことにしちゃえば、使えません。だってないんですもの。貯金用の口座は、カードを作らずにおけば尚いいかも知れません。だってハンコがないといけない上に、平日3時までしか手続できませんから。

分類する・家計簿を書く
先取り貯金、返済をして残ったお金があなたの生活費になります。さあ、手元にある生活費をどう使うか。必要になったらその都度手元にある物から使っていく・・・もちろんそれでも最終的に足りなくならなければいいのですが、なかなか難しいですね。そんなときは、使うお金を項目分けすると、1ヶ月のお金の動きがよく見えてくるようになります。

  • 例えば・・・住宅費(家賃)・光熱費(電気、ガス、水道)、通信費(固定・携帯電話、インターネットプロバイダー費用)、食費、教育費、交通費(ガソリン、電車代)・・・などなど

分類したら、それぞれのカテゴリーに1ヶ月の予算を割り当てます。予算を割り当てるためには、毎月そのカテゴリーにはいくらくらい使っているのかを知らなくてはいけません。そこで、家計簿です。今は100均などにも家計簿がたくさん揃っていますので、自分が使いやすそうなものを選んで書いてみましょう。まずは3ヶ月続けてみてください。そうすると、どのカテゴリーにいくら使っているのか段々わかってくるようになります。ひとまず、それぞれのカテゴリーに使っているお金がわかったら、家計簿はお休みしてもかまいませんが、続けられるようであれば続けてみると、今度は節約にも繋がりますよ^^

ちょっとしたご褒美を用意する
ずーーっと切りつめた生活をしていると、いつか人は「ドカーン!」とやっちゃいたくなるときがあります。噴火の前に、プチご褒美しましょう。例えば、食費の1ヶ月の予算が2万円だとします。でも、ある月は1万5千円で済みました。貯金(もしくは返済)は、お給料をもらった時点で先に済ませています。さて、この5千円どうしましょう?もちろん貯金をしてもOK。でも、ちょっとストレスが溜まってきたな〜〜・・と感じたら・・・使っちゃいましょう♪おいしいものを食べに行くのも良し。日帰り温泉でちょっと贅沢するも良し。欲しかったCDをレンタルじゃなくて購入しても良し。毎回毎回欲しい物を欲しいように購入していてはお金は出ていく一方ですが、たまには自分にもご褒美をあげてください。節約の目標にもなって、なかなかおすすめですよ。

定期的に必要な大金は月割りにして貯める
固定資産税や2年に1度の車検代、住民税などなど、毎月ではないけれど、定期的に出て行く大きなお金ってありますよね。これを、1年に一度なら12で、2年に一度なら24で割って、月々少しずつ積み立てておきましょう。いざというときにあわてずに済みますし、ボーナスで補填する方法もありますが、ボーナスをまるまる使える!と思えば、月々少しずつ溜めていった方が、何となくお得感がありませんか?

 

お金って、すごく正直です。使えば減るし、使わなければ溜まっていく。貯金のためにギスギスした生活を送る必要はありませんし、お金があれば幸せか?というと、それもそうとも限りません。でも、いざというとき、例えば急な入院や事故など、誰にでも起こりうることの備えとしてお金はとても頼もしい用心棒になります。

債務整理をして落ち着いてきたら、少しお金とのつきあい方を考えてみてくださいね。

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